テーマ:発達

早幼児期における反差別原体験(1)

反差別教育は何歳から始めるべきか―。「三つ子の魂百まで」と言われるように、3歳の段階から即行で開始するべきであるということになるのでしょうか。実際のところ、それほど単純ではなさそうです。そもそも、乳幼児は「教育」の対象となり得るかが問題です。世の中では、「英才教育」として2、3歳頃から様々なことを教え込むことも行われていますが、そうした…
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差別の黄昏:老年期

エリクソンの発達段階理論は、人間が晩年まで生涯にわたって課題を伴いつつ、発達を続けるという非常に広いパースペクティブを持った「発達」の理論に立っていますから、65歳以降人生終盤の老年期にもまだ「発達」の余地があると想定されます。老年期と言えば、長い人生経験に基づく知恵が備わるべき時期です。その一方で、人生を振り返り、「私は私でいてよかっ…
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差別の中核世代:壮年期

これまでたびたび取り上げてきたエリクソンの発達段階理論において、40歳以降60歳代中ばくらいまでは、「成年期」と呼ばれますが、これはもう少し限定すれば「壮年期」ということでしょう。俗に言う中年期です。エリクソンの発達理論は、人間が生涯にわたって「発達」を続けるという前提に基づいていますから、おじさん/おばさんにも「発達課題」が割り振られ…
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劣等感と差別的価値観

7月初旬の大規模リニューアル後、初めての投稿になります。リニューアルに伴い、「道」をモチーフとしたテンプレートから、「光」をモチーフとするテンプレートに変更しました(まぶしいようでしたら、おゆるしください)。差別克服の困難な道に小さな光明を見出したいとの趣旨からであります。 さて、差別を思考する営為を導く「差別的思考回路」は思春期の頃…
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「差別的思考回路」の形成

ピアジェ発達段階論によれば、12歳以降の「形式的操作段階」に入ると、人は形式的・抽象的思考操作がができるようになるといいます。つまり、これ以降本格的な「思考」と呼べる知的営為が可能となるわけですが、差別学習の観点からみれば、12歳以降はまさに差別を思考することができるようになる年代ということになります。 このような差別を思考する営…
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「差別学習」の第一歩

誕生してから乳幼児の間はまだ差別するということを知らない人類が差別行為の第一歩を踏み出すのは何歳頃でしょうか。そうした観点からの本格的な研究自体があまり行なわれていないため断言はできませんが、自身の経験を加味した推定によれば、おおむね7~8歳頃には早くも差別行為の芽が生じるように思われます。 その点、ピアジェ発達理論によれば、人間は2…
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「差別学習」の最原点

差別行為の基層には、事物を識別するという認知機能があります。事物の識別という認知機能は、人類以外の動物にも備わっているようですが、人類の場合は、識別した事物に価値の優劣を付けるという思考操作が加わります。このような価値序列化は人間の持つ「高等知能」の作用と考えられていますが、そのことがあだとなって、差別行為という人間特有の問題行動が発生…
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「差別学習」の研究

2018年は人が差別的価値観をいつどのようにして体得していくのかという大問題を課題とするという趣旨のことを宣言していながら、実行できませんでした。言い訳をすれば、体調や身内の不幸などいろいろありますが、書き連ねることは避けます。当ブログ自体の更新が大幅に滞っている中で、今年こそは課題の実行をなどと宣言することもできません。 とはい…
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